ふきあえず古くからこの土地で守られてきたものや場所もたくさんあります。古木たちが見守ってきた地域の人々の営みや、時代の流れに左右されずに今も守られている、我孫子の歴史にぜひふれてみてください。24葺不合神社(市指定文化財)祭神は、「海彦山彦」の神話で有名な山彦こと火遠理命(ほおりのみこと)と、海神の娘豊玉姫との間に生まれた鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)。毎年旧8月15日夜に祭りが行われる。本殿に天岩戸(あまのいわと)、八岐大蛇(やまたのおろち)退治、神武東征などの見事な彫刻。イチョウの巨木がある。■所我孫子市新木1812番外■歩新木駅12分(950m)観音寺創立は1662(寛文2)年という。平将門の守本尊、聖観世音菩■を安置している。本堂入口の戸や観音堂の屋根には、将門の紋でもある九曜紋がついている。境内の一角成田街道に面して、首曲がり地蔵が立っている。■所我孫子市日秀90■歩湖北駅17分(1.4km)将門神社成田街道沿いの日秀地区には、幼少期に平安時代の武将・平将門が住んだとも、戦死した折その霊が馬に乗り南方より手賀沼を駆け渡って日秀の台地に上がり朝日を拝んだともいわれている。■所我孫子市日秀131■歩湖北駅18分(1.5km)将門の井戸将門神社の近くにある、将門が開いたと伝承のある井戸。パワースポットとして訪ねる人もいるらしい。■歩湖北駅17分(1.4km)悠久を旅する
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