■所我孫子市相島新田1番地■問教育委員会文化・スポーツ課 ☎04-7185-1583(平日のみ)■開9:00〜16:00(入館は15:30まで)■休月曜日(祝日の場合は次の平日)、12月29日〜1月3日■¥無料(整備中のため一部公開)■歩JR布佐駅18分(1.4km)江戸末期の典型的な上層農家の格式ある母屋。昭和に増築された箇所もある。22表門をはじめ、外塀、土蔵など9棟が2012(平成24)年に市指定文化財に登録された。井上家は、8代将軍徳川吉宗による享保の改革の一環として行われた手賀沼の干拓事業に参入し、代々名主として新田開発に打ち込んだ。なお、手賀沼の新田開発が完了したのは1951(昭和26)年だった。9代目の時に建設された江戸時代の典型的な上層農家の様式である母屋や江戸末期の本格的な薬医門で格式の高さを感じさせる表門が現存する。現在、整備中のため母屋内部は立ち入り禁止となっているが、中庭から様子を見ることができる。昭和初期に作られた新土蔵。当時最先端の技術が使われている。当時の技法で3年掛け、平成30年に復元された二番土蔵旧井上家住宅公式HP江戸時代にはじまった手賀沼干拓の歴史を感じる、本格的な薬医門が現存する貴重な建造物。(市指定文化財)旧井上家住宅
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